
このシリーズについて(30秒で)
本業+副業で毎日AIを使う私が、「〜の場面なら、どの無料AIがいい?」を、実際に同じ質問を投げて正直に比べるシリーズです。今回は「調べもの・検索」。検索の定番Perplexityも加えて、5つで勝負しました。
【今回の前提・注意】※先に読んでください
優劣が出る回なので、フェアな前提を先に置きます。
・すべて無料版のデフォルト設定で、2026年7月に一度試した結果です。
・有料プランや上位モデル、聞き方(プロンプト)の工夫で、精度はさらに上がる余地があります。
・AIの答えは毎回ゆらぎます。この記事の優劣は、あくまで「無料版そのまま・この質問・この1回」の傾向として読んでください。
今回やったこと
「答えがハッキリある質問」を3つ、5つのAIにまったく同じに投げました(全部「情報源つきで」と依頼)。
・日本で一番高いビルは?その高さは?
・最新のiPhoneは?販売時期は?
・Netflix(日本)の月額料金は?
なぜこの3つ?
どれも「答えが確かめられる」質問を選びました。①日本一高いビル=事実として答えが1つに決まる。②最新のiPhone=「最新をちゃんと追えているか」が出る。③Netflixの料金=公式で確認でき、最近変わったので「最新の正確さ」が問われる。この3つなら、正確さをフェアに採点できます。
発見①:答えが1つに決まる事実は、みんな正解できる
まず「日本一高いビル」。答えは麻布台ヒルズ 森JPタワー(2023年開業)で、5つとも正解でした。こういう「答えが1つに決まる事実」は、どのAIもたよれます。
ただ、よく見ると差はあります。
・情報源の”格”:Gemini(森ビル公式+施工の清水建設+日経)とChatGPT(森ビル公式+記録認定協会)が最強。Claudeはブログ+Wikipedia、Perplexityは報道中心。同じ正解でも「出どころ」は雲泥です。
・高さの説明:ChatGPTだけ「325m(建築高さ)と約330m(公称)の違い」を解説。一番”分かってる”回答でした。
・聞いてないことまで調べる:質問は「名前・高さ・情報源」だけ。なのに所在地・竣工・今後の新ビル・変遷まで盛るAIも(特にPerplexityとClaude)。これは情報源によるところなのかもしれません。Copilotは比較的そぎ落として簡潔でした。
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発見②:でも「最新」は取りこぼすことがある
次に「最新のiPhone」。正解はiPhone 17シリーズ(2025年9月)+最新の17e(2026年3月発売)です。ここで差が出ました。
- 最新17eを捉えた → ChatGPT/Gemini/Copilot(但しCopilotは17e発売時期の詳細なし)
- 最新17eを取りこぼした → Claude(「次はiPhone 18」と回答)/Perplexity(古い16eと18の噂に言及)
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教訓は「AIは検索しても、最新の細かい情報を取りこぼすことがある」。だから最新情報は、鵜呑みにせず公式で確認を。
発見③:情報源の質・”盛りすぎ”に差が出る(今回の核心)
最後に「Netflixの月額料金」。5つとも正解(広告つき890円/スタンダード1,590円/プレミアム2,290円)。でも、ここが一番大事な差でした。
① 情報源が”公式”か、”ブログ”か
・ChatGPT・Copilotは Netflix公式 を情報源に(◎)
・Claude・Perplexityはブログ・ニュースが中心(公式に当たっていない)
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ここが肝心です。答えが正しく見えても、公式に当たっていなければ「たまたま正しかっただけ」の可能性が捨てきれません(拾ったブログが偶然合っていただけ、の可能性)。だから読者は「どこから取ってきたか」に注意すべきです。
② “盛りすぎ”の差
質問は「料金」だけ。なのに——
・Copilot=料金+簡単な選び方で一番簡潔(料金だけ知りたい人に最適)
・Perplexity=文が長い(ただ料金が知りたいだけの人には、正直くどい)
・Claude=聞いてないキャンペーン・割引・無料トライアルまで(調べもの目的にはノイズ)
・Gemini=「選び方」寄り(迷う人には親切、でも純粋な事実確認には寄り道)
聞いていないことについても記載のあったClaudeやPerplexityですが、たくさん教えてくれることは一見いいことのように、見えますが、ここでは減点ポイントとします。なぜなら、調べる前からキャンペーンが欲しい人は”ケータイ キャンペーン”で検索するはず!だからです。
ここで知りたいのは正確な料金。質問が”何を知りたいか”を既に定義しているにもかかわらず、聞いてもいないことを盛っている、価値ではなくノイズとしてカウントします。百歩譲って、料金は公式などでしっかりと確認した上で、キャンペーンを紹介してほしいものかと…

「たくさん教えてくれる=良い」とは限らないんだね〜🦝
で、結局「調べもの」ならどれ?
ここが結論です。「答えがある調べもの」で読者が本当に欲しいのは、盛りだくさんの知識ではなく——
1. 正確で
2. 聞いたことに対して(余計なノイズを増やしすぎない)
3. 見やすく
4. 出どころ(情報源)がしっかりとしている
——答えです。「聞いてないキャンペーン」や「長すぎる説明」は、調べもの目的にはむしろ邪魔と判断します。
この基準だと、今回はChatGPT が好例でした(正確・公式・的確・見やすい)。

※逆に、「答えがない相談・おすすめ」なら、Geminiの”選び方提案”やClaudeの”視野の広さ”が長所に反転する可能性もありますね。それは次回、検証してみます。
大事な注意(もう一度)
・これは無料版デフォルトでの一例。上位モデルや聞き方の工夫で精度は上がります。
・AIの答えは毎回ゆらぎます。今回の結果は”一例”として。
・そして特に——健康・お金・医療は、AIが証明されていない情報や古い情報を出すことがあります。命やお金に関わることは、必ず専門家や公式情報で確認してください。

調べものはAIでラクになる。でも”最新”と”大事なこと”は公式で確認、が合言葉だよ🦝
まとめ
・答えが1つに決まる事実は、どの無料AIもたよれる(発見①)
・でも”最新”は取りこぼすことがある(発見②)=最新は公式で
・答えが同じでも情報源の質・盛りすぎに差(発見③)=出どころを見る
・調べものは「正確・的確・見やすい・出どころ明確」なAIが良い=今回はChatGPTが好例
・重要なことは、AIを鵜呑みにせず自分でも公式で確認を
次回予告
次回は「答えがない質問(相談・おすすめ)」で5つを比べます。事実確認では”絞れるAI”が強かったですが、相談では”広げるAI”が輝くかも。お楽しみに🦝


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