ある日、ブログの画像を全部点検することになりました。
記事に貼ってあるものが86枚、記事一覧に出るものが19枚。合わせて105枚です。
1枚ずつ開いて、中身を確かめて、必要なら直す。考えただけで気が遠くなりました。
結論から書くと、この作業のほとんどはAIがやってくれました。しかも私が思っていたより、ずっと先まで。

頼めることに、途中まで気づいていませんでした
先に、この記事の立場を書いておきます
私は非エンジニアで、法律の専門家でもありません。
ここに書くのは「私の場合はこうだった」という記録です。何がセーフで何がアウトかの判断は、それぞれの会社のガイドラインと、必要なら専門家に確認してください。
きっかけは、1通のメールでした
ある朝、もしもアフィリエイトからメールが届きました。
「ご登録頂きましたメディア削除のご報告」
理由は、企業のロゴや商品などに似た画像を載せていたこと。連絡が来た時点で、削除はもうされていました。
なぜそうなったのか。それは単純で、
私は、ブログに企業のロゴが入っているとまずい、ということ自体を知らなかった。
紹介するサービスの名前を出すのだから、マークも一緒にあったほうが分かりやすいだろう。そのくらいに思っていました。ロゴが著作権や商標の話につながるとは、考えてすらなかったんです。
ガイドラインは最初から公開されていましたが、私はあまりきっちりとは読んでいませんでした。

ブログ自体は消えていません。アフィリの登録だけです
図解作成時、ロゴの指示はしていなかった

名指しされた記事を開いてみました。図解が4枚あって、そのうち3枚に企業のロゴマーク、1枚にAIサービスのマークが描かれていました。
ここでふと考えました。
図解を作成するときにChatGPTに、「ロゴを入れてと頼んだっけ?」
履歴を確認しましたが、そのような指示はしていませんでした。実際に私が書いていた指示は、「AI名を角丸のカードで横並びにしてください」程度でした。
実際のところ、図解にロゴが張っていたのは、ChatGPTが図解作成時に気を利かせて、自分で考えて入れてくれたもの(優秀すぎたが故のもの)でした。どの図解もとても綺麗に出来ていたため、まさか使えない図解とは一ミリも思っていませんでした。反省です。
「私の代わりに、全部の画像を探して」
今まで張り付けていた図解を全て確認するのはあまりにも大変だと思いました。そこで、ここから、私は手作業をやめ、Claude codeに頼むことにしました。
公開記事、下書き、固定ページ、記事一覧に出る画像まで、105枚を一覧にして、1枚ずつ開いて確認してくれました。すべての図解を確認するのにかかった時間は30秒ほどでした。
結果、図解23枚とアイキャッチ画像5枚、合わせて28枚にロゴが見つかりました。
直し方も聞いてみました。図解ごとに、修正用ChatGPT用のプロンプト文まで作ってくれました。私はそれをコピーして流れ作業のようにChatGPTに貼っただけで済みました。
数字がたくさん入っている表については「この部分だけ直して、ほかは1ミリも変えないで」という頼み方に変えたほうがいい、という助言もありました。言われたとおりにしたら、数字は1つも狂いませんでした。
AIも数え間違えます
ただし、全部うまくいったわけではありません。修正が必要な図解として、最初に返ってきた答えは「11記事・21枚」でした。でも、直している途中で、Claude codeが見落としているのではないか気になった図解がありました。
「この記事の2枚目は、直さなくていいの?」
調べ直してもらったら、2枚目にSNS3社のロゴ入りマークが入っていました。そこから芋づる式に、もう1記事も抜けていることが分かりました。
正しい数は「12記事・23枚」でした。
原因も教えてくれました。1枚目のロゴを探した後、「この記事はこれだけだろう」と勝手に推測し2枚目に気づかなかったとのことです。

今回頼んだClaude codeは、私よりずっと速くて正確でした。それでも、間違えたり見逃すことはあるようです。

専門知識がなくても、Claudeに頼むことは簡単にできるよ
画像には、置き場所が2つあります
「消し忘れている画像はないか、探して」と頼んだときのことです。
ブログの画像は、記事の中とブログの倉庫の2か所に置き場があります。記事の図解を新しいものに入れ替えても、古い図解は倉庫に残ったままなんです。そして倉庫の中身は、住所(URL)を知っていれば、そのまま開けてしまいます。
つまり、記事の中とブログの倉庫の中の2つの場所から古い図解を消す必要がありました。私は「すべて差し替えた」と思い、claude codeに「最後にうまくできているか確認して」と頼みました。
その結果、倉庫を全部調べて、消し忘れが2枚あることと、どの図解を消す必要があるのかを教えてくれました。AIを使って確認してよかったと思いました。

ここからが本題です
ここからが、この記事でいちばん書きたかったところです。
画像を差し替えるついでに、alt(代替テキスト)も入れることにしました。

画像の内容を、文字で説明しておくためのものです。SEO施策としても重要であり、画像検索からの流入や全体の評価を高めるために必要です。
また、ページには表示されないという特徴があります。では、ページに表示されない説明文を誰が読むのか。読むのは3者います。
- 目の見えない方の読み上げソフト。画像は読めないので、altだけが頼りです
- Google。絵の中身は完全には読めないので、altで「この画像は何か」を判断します
- 画像が表示されなかった人。代わりにaltの文が出ます
私のブログは、ここが空欄だらけでした。
はじめは、alt(図の解説)を自分で手作業で入れていました
1枚ずつ画像を開いて、何が写っているか確かめて、それに合う説明文を考えて、入力する。
これは自分にしかできない作業だと思っていました。
AIに頼むという選択肢が、そもそも頭にありませんでした。ですが、56枚やったところ(1時間程度たったところ)で、正直疲れました。そこで、半分あきらめながら聞いてみました。
ダメ元でした。確認くらいは手伝ってもらえるかな、くらいの気持ちです。
いや、できるんかい!
返ってきたもの
1. 記事の画像を全部調べて、説明文が空の30か所を見つけた
2. 1枚ずつ画像を開いて、何の図なのか判断した
3. 記事ごとに、画像の中身にあったalt(図の説明)文を考え下書きを書いた
4. そのままブログに書き写した
5. 「説明文以外は1文字も変わっていないこと」を機械的に照合してから保存。その後、確認作業を自立して行った
これだけの作業を5分程度の短い時間ですべてやってくれました。特に3番が、いちばん驚いたところです。画像を自分で読み込んで、何の図なのかを見て、中身に合ったalt文を書いていました。
例)
メルカリの図 →「メルカリ出品をAIで進める3ステップ。文章はAIに任せ、値段は自分で決める」
決算書のスクリーンショット →「決算短信の当期利益欄の拡大。正しい数字は26,178百万円」
中には、表の中の数字まで読みこんで書いている図解もありました。

いや、できるんかい!(本当に独り言が出ました)
56枚は、私が1時間近く、一生懸命手作業で入れたものです。最初から聞いていれば、やらなくてよかった56枚でした。なんなら人がやるよりもミスが少ないのではないかすら思いました。
ただし、これができるのは「Claude Code」です
ここで正直に書いておきます。ここまでの作業は、無料のClaudeではできません。
秘書に「これ調べておいて」と頼むと、調べるだけでなく、書類まで直して戻してくれる。そんなイメージです。
そのかわり、有料プランが必要です。私はもともと契約していたので、今回はそれを使いました。
どのプランを選べばいいかは、別の記事に書いています。よかったら参考にしてください。
Claudeのプランの違い|Free/Pro/Maxとモデルの使い分け
「そうは言っても使うところないよ」と思った人は、下記の記事も参考にしてください。
※公式サイトの記載では、Claude CodeはPro以上のプランに含まれています(2026年8月時点)。プランの内容は変わることがあるので、契約前に公式サイトで確認してください。
コツは、たった1行
私が足した1行は、これです。
これだけだと分かりにくいので、実際に送った言葉をそのまま並べます。
- 「これ、まずいことになっていませんか?どうしたらいいか教えて」
- 「私の代わりに、全部の画像を探して」
- 「直し方も教えて。そのとおりにやります」
- 「消し忘れている画像はないか、探して」
- 「altを入れて。私の代わりに」
専門用語はひとつも使っていません。 私が知っていたのは「まずいことになった」ということだけです。
それでも、原因も、枚数も、直し方も、消し忘れも、説明文の中身も、全部向こうから出てきました。
「代わりに実行して」は、半分だけ叶いました
正直に書いておきます。全部やってもらえたわけではありません。
AIが代われたこと
・105枚の洗い出しと、1枚ずつの確認
・説明文を書いて、ブログに入れること
・数字の照合
自分でやったこと
・図解の作り直し(絵を作るところ)
・ブログでの差し替え
・古い画像の削除(外からの操作を受け付けない設定だったため)
ただ、どこまで任せられるのかも、聞けば教えてくれます。
図解を頼むときに足す1行(参考)
これも、「図解の修正プロンプトを教えて」と聞いたら出てきたものです。
- 実在する企業やサービスのロゴ・マーク・アプリアイコンは描かないでください
- サービス名は文字だけで表してください
- アイコンが必要な場合は、無地の丸や角丸四角に色をつけるだけにしてください
私が考えたものではありません。だから、覚える必要もありません。
気づいたときに、確認したい4つ
1. ロゴがなくても、図解は成り立ちます
私のブログには、もともとロゴを使っていない早見表が1枚だけありました。文字だけの表です。見た目でも伝わり方でも、何も困っていませんでした。
私の場合、ロゴがあって得したことは一つもありませんでした。むしろ手間が増えたので損しています。
2. 記事の中だけでなく、アイキャッチ画像も見る
アイキャッチ画像は、記事一覧やSNSで表示される画像です。私はここを最後まで見ていませんでした。実際に5枚ありました。
3. 消すときは、倉庫からも
上に書いたとおりです。2段階です。
4. 最後は、自分で見る
AIは1回、数え間違えました。全部任せきりにしていたら、2枚残っていました。
ロゴが入っていた図解の内訳は下記のとおりです。どれもAI任せにしていたこともあり、大変な作業枚数でした(Claude codeに頼むまでは…)

その後、登録は戻りました
サイトを直したことを報告したら、翌日に返事が来ました。
「あらためて確認し、メディア登録の復活を行いました」
それだけです。提携の申請をやり直す必要も、広告を貼り替える必要もありませんでした。
消されたときは焦りましたが、直せば戻る話でした。
ガイドラインを読んでいなかったのは私です。そして指摘してくれたのも、確認して戻してくれたのも、同じ会社でした。

焦った分、ちゃんと勉強になりました
おわりに
この作業をやってみて、いちばん強く思ったのはこれです。
できるかどうか知らないから、聞かない。聞かないから、自分でやる。
56枚と30か所。同じ作業です。違うのは、聞いたかどうかだけでした。
だから、もし今なにか面倒な作業を抱えているなら、「それ、私の代わりにできない?」と聞いてみることが大切かもしれないと感じました。
聞くだけならタダですし、できないときは「できません」と返ってくるだけです。
今後もめんどくさい作業はどんどんAIに頼っていきましょう。
……まあ、この作業が必要になったのも、AIに頼りすぎていた私のミスなんですけどね(笑)

便利さと注意点は、いつもセットでした
次回は「AIに翻訳させるなら?」や「Claude Codeで使える便利なコマンド」あたりを考えています。お楽しみに。
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