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「AI、思ったほど賢くないな」と感じる原因
AIを使って「なんかイマイチな答えだな」と思ったこと、ありませんか? 実はその原因の多くは、AIの性能ではなくこちらの「頼み方」にあります。
難しい専門知識はいりません。ちょっとしたコツで、答えの質はガラッと変わります。まずは基本の4つから。

コツ1:前提・背景・制約をまとめて伝える
「おすすめ教えて」だけだと、ふんわりした答えになります。誰が・何のために・どんな条件でを最初に伝えましょう。避けたいこと(使わない言葉など)も一緒に渡すと、さらに寄ります。
例:「読者は30代の投資初心者。専門用語は使わず、何も知らない後輩に説明するように」
前提が具体的なほど、答えも具体的になります。
コツ2:してほしい「形」を指定する
分量・形式・トーン・読み手を、はっきり伝えます。
- 「800字で、見出し3つで」
- 「箇条書きで」「表で」「Markdownで」
- 「コピペして使うので、そのまま貼れる形で」
- 「スライドにしやすい構成で」(会議資料の下ごしらえに便利)
さらに面白いのが「答え方」まで指定すること。美術館で「この絵はどんな背景で描かれた?」を調べるとき、私は「小学生にも分かるように」「勉強が楽しくなる例をつけて」と頼みます。

答え方を指定するだけで、眠くなりがちな調べ物も面白くなるんです(笑)
コツ3:一度で完璧を求めない(対話で詰める)
AIは会話を重ねて育てるもの。最初の答えを叩き台にして、「もっと短く」「この部分だけ書き直して」「別の案を3つ」と注文を足すほうが、一発で全部詰め込むより良い結果になりがちです。やり直しは無料なので、遠慮はいりません。
コツ4:「他に気にすべきことある?」と聞く
これは私のお気に入り。自分では思いつかなかった“抜け”を、AIが拾ってくれます。旅行の計画で「他に気にすることは?」と聞いたら、雨の日の備えを教えてくれたこともありました。
さらに効く!レベルアップの4つのワザ
基本に慣れたら、この4つで一段上の使い方ができます。

① 役割を与える(あなたは○○です)
冒頭で「あなたは経験豊富な○○です」と立場を与えます。「あなたは資料作成のプロです」「あなたは発想力豊かな音楽家です」のように。すると、その専門家の語彙・視点・前提知識を引き出しやすくなります。どんな役割がいいか迷ったら、それ自体をAIに相談してもOKです。
② お手本(例)を見せる
望む出力に近いサンプルを1〜2個渡すと、精度がぐっと上がります。会社の報告書を任せたいなら実物を、文章なら「この文体で」と過去の記事を貼る、というふうに。「言葉で説明する」より「見せる」ほうが速いことも多いです。
③ 段階的に考えさせる
複雑なことは、「いきなり結論ではなく、順を追って考えてから答えて」と頼みます。たとえば旅行なら、「①おすすめスポットを列挙 → ②1日のスケジュール → ③まとめ」と、思考のステップを分ける。一気に丸投げするより、精度が上がります。
④ ⭐プロンプト自体を、AIに作らせる(一番のレベルアップ)
これに気づくと、世界が変わります。「〇〇がしたいので、そのための最適なプロンプト(指示文)を作って」と頼むんです。すると、AIが自分に効く指示文を組み立ててくれます。
さらに「このプロンプト、もっと良くするには?」と改善のループも回せます。自分で完璧な指示を書けなくても、AIと対話しながら詰められる。「うまく頼めない」の悩みが、これでほぼ解決します。
まとめ
AIは、頼み方ひとつで頼れる相棒になります。まずは基本の4つ(前提を伝える・形を指定する・対話で詰める・抜けを聞く)。慣れたら、役割を与える・お手本を見せる・段階的に考えさせる・そしてプロンプト自体をAIに作らせる。
難しく考えなくて大丈夫。困ったら「いい聞き方も教えて」とAIに聞けばいい。それが、非エンジニアの最強のコツです。

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